
お墓選び:前面ゆとり墓地とは?
お墓を建てる場所、つまり墓地には様々な種類があります。大きく分けると、寺院墓地、公営墓地、民営墓地があり、それぞれ管理主体や費用、規則などが異なります。さらに、墓石のデザインや区画の配置によっても、様々な種類があります。まず、一般的なのは、和型墓石と、石で囲われた区画を持つ墓地です。多く見られる形式で、地域によっては、墓石の様式や、区画の大きさに決まりがある場合もあります。次に、近年人気が高まっているのが、芝生墓地です。芝生の中に墓石が建てられており、洋型の墓石が多く見られます。緑に囲まれた、明るく開放的な雰囲気が特徴です。芝生墓地は、従来の墓地とは異なる雰囲気の中で、故人を偲ぶことができます。また、樹木葬墓地も注目されています。シンボルツリーの周りに遺骨を埋葬する形式で、自然と一体になったような、安らぎの空間を提供します。近年、環境への意識の高まりから、樹木葬を選ぶ人が増えています。樹木葬は、自然の中で眠りたいという故人の希望を叶えるとともに、環境保全にも貢献できるという点で、魅力的な選択肢となっています。そして、近年注目を集めているのが、前面ゆとり墓地です。これは、お墓の前にゆとりある空間を設けた設計で、従来の墓地とは異なる魅力を持っています。他の区画と比べて、開放感があり、墓前での過ごし方が多様になります。従来の墓地では、お墓の前にそれほど広いスペースがないため、墓参りの際に、他の参拝者とすれ違うのも大変な場合がありました。しかし、前面ゆとり墓地では、広々とした空間で、故人とゆっくりと向き合うことができます。椅子などを置いて、ゆったりと過ごすことも可能です。お墓参りの際に、落ち着いた空間で故人を偲びたいという方にとっては、魅力的な選択肢と言えるでしょう。