
お墓の石材の単位「切」
お墓を建てるということは、大切な方を弔う神聖な儀式を行う場所を築くこと。その場所には、末永く故人の魂が安らぎ、子孫が安心して集えるような、確かな場所であってほしいと願うのは当然のことでしょう。お墓を建てる際には、様々な要素を考慮する必要がありますが、中でも石材は重要な要素の一つです。石材の選定は、お墓の雰囲気や耐久性を左右するだけでなく、費用にも大きく関わってきます。そのため、石材の量や大きさを正しく把握することは、お墓づくりにおいて非常に大切です。石材の価格は、石の種類や加工の手間だけでなく、使う量によっても大きく変わります。そこで重要となるのが、石材の量を表す単位です。石材の単位には様々なものがありますが、お墓づくりでよく使われる単位の一つに「切(せつ)」があります。「切」とは、一辺が約30.3cm(一尺)の立方体の石の量を表す単位です。これは、一尺×一尺×一尺の体積に相当します。お墓の土台となる部分や、中心となる棹石など、様々な箇所に石材は使われますが、これらの石材の量を表す際に、この「切」という単位が用いられます。例えば、「このお墓には何切の石材が使われていますか?」といった具合です。お墓の大きさやデザインによって、必要な石材の量は当然変わってきます。大きなお墓を建てる場合は多くの石材が必要ですし、複雑な彫刻を施す場合も、それだけ多くの石材が必要になります。そのため、お墓の設計段階で、石材の量をしっかりと確認しておくことが大切です。石材の量を把握することで、費用の見積もりも正確になりますし、後々のトラブルを防ぐことにも繋がります。お墓を建てる際には、石材店とよく相談し、石材の量や費用について十分に理解した上で、納得のいくお墓づくりを進めていきましょう。